対象:考課者、考課補助者
人事考課は、考課される部下や後輩の仕事の成果や能力を評価するだけでなく、モチベーションや育成にも大きく影響する重要な業務です。
しかし、多くの考課者は、人事考課に苦手意識を持っているのではないでしょうか。
その原因は、主観や感情に基づく評価ではなく、客観的な事実やデータに基づく評価を行うことが難しいからです。
そこで役立てていただきたいのが、この「人事考課スキル向上研修」というプログラムです。
これは、部下や後輩の業務内容や成果、能力や態度などを正確に把握し、公正な評価を行うためのスキルや方法を学ぶことができる研修です。
目的
❖事実を前提とした考課を行うための調査収集、充実法の共有化
人事考課においては、主観や感情に基づく評価ではなく、客観的な事実やデータに基づく評価を行うことが重要です。
そのためには、考課者が部下や後輩の業務内容や成果、能力や態度などを正確に把握するための調査収集方法や技術を学ぶ必要があります。
また、そのような調査収集方法や技術を他の受講者と共有することで、自分の考課スキルを向上させることもできます。
❖実習を中心にコースを組み立てることによる考課スキル向上
人事考課においては、理論だけではなく実践が重要です。
そのためには、受講者が実際に部下や後輩への考課面談やフィードバックなどを行うことで、自分の強みや弱み、改善点などを自覚することが必要です。
また、そのような実習を通じて、他の受講者からアドバイスやフィードバックを得ることで、自分の考課スキルを高めることができます。
❖受講者のレベルや目的に合わせた選択型の考課実習
人事考課において必要な知識やスキルは、一様ではなく多様であることを伝えることです。
そのためには、受講者が自分のレベルや目的に応じて最適な考課実習内容や方法を選択することが必要です。
例えば、「初級」「中級」「上級」、「結果重視」「プロセス重視」、「肯定的」「否定的」、「指示型」「支援型」、「個別」「グループ」など様々なパターンから選択することができます。
また、そのような選択型の考課実習では、「プロセス目標管理」という手法も活用することができます。
カリキュラム
9:00~ 12:00 など 3時間 | 1.運用の勘所 1)人事考課とは「事実の頻度管理」 ~考課対象事実収集の必要性 2)事実の収集の基本 3)考課対象事実の充実 ~「事実の追跡調査」「×2の原則」 「補助者との連携」 2.階層ごとの考課基準の再徹底 3.区界の実習(標準の研究)による 2大スキルのレベルアップ 1)監督職(係長級)の区界の実習 2)一般職(2階層)の区界の実習 4.スキル向上目的に応じた実習 5.面談制度実施の目的 |
研修情報提供元 :
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株式会社日本マネジメント協会(宮城県仙台市・東京都)|ビジネス研修・セミナー(DiSCディスク、FST、CNOSS) (jmi-e.co.jp)