対象:管理職、監督職
日本では人口減少や少子高齢化、都市部と地方部の格差などが深刻化しています。
これからの時代、地域発展に貢献するためには、どんなビジネスモデルやサービスが必要でしょうか?
そんな課題に答えるために必要なスキルが「リージョナル・マーケティング」です。
リージョナル・マーケティングとは、地域特有の価値観や社会構造から生まれる市場ニーズに応えるための戦略的なアプローチです。
目的
❖これからの地域発展に求められるマーケティングの重要性を理解する
地域発展とは、地域社会や地域経済が持続的に成長し、住民の幸福度や生活水準が向上することです。
しかし、日本では人口減少や少子高齢化、都市部と地方部の格差などが深刻化しており、多くの地域が衰退や停滞に直面しています。
このような状況下で、地域発展を実現するためには、単にモノやサービスを提供するだけではなく、地域特有の価値観や社会構造から生まれる市場ニーズに応えることが必要です。
そのためには、マーケティングの考え方や手法を活用し、自社製品・サービス等々がどんな価値提供が出来るかを明確にし、顧客満足度やロイヤリティを高めることも重要です。
❖具体的な問題解決を通じてマーケティングの考え方を習得する
マーケティングとは、「モノやサービスを買っていただくためにはどうすればよいか」という発想で行う全ての企業活動です。
そのためには、「何を」「誰に」「どのようにして」売るかを一体として運用していく仕組みづくりであるといえます。
この研修では、具体的な問題解決のプロセス(PDCA)を通じてマーケティングの考え方を学びます。
まずは自社製品・サービスがどんな価値提供が出来るかポジショニングします 。
そしてそのポジショニングから導き出された戦略・戦術を立案し 、それらのプランを遂行してゆくために必要な組織力・人材力の育成方法も学ぶことができます。
❖ポジショニングを行うことで実践的な理解促進を図る
ポジショニングとは、「自社製品・サービス等々がターゲット市場内で他社製品・サービス等々と比較した際に持つ相対的位置付け」です 。
ポジショニングはマーケティング戦略立案の中核であり 、顧客心理へアピールするメッセージ作りやブランディング にも欠かせません。
この研修では、産出ベース(自社製品・サービス等々)と消費ベース(顧客ニーズ)の両方からポジショニング分析(2×2表)を行います。
そして、自社製品・サービス等々の強みや差別化要因を明確にし、顧客にとって魅力的な価値提案の具体策を作成し、ポジショニング分析を行うことで、実践的な理解促進を図ります。
カリキュラム
9:00~ 12:00 | 1.地域発展に求められるマーケティング 1)マーケティングの考え方 2)マーケティングが必要な理由 3)「ビジョンとマーケットイン」 2.マーケット分析(考え方と実習) 1)ポジショニングとは 2)産出ベースのポジショニング 3)消費ベースのポジショニング |
13:00~ 17:00 | 3.いまのポジショニングを どうするべきなのか? 1)一層、深まる場合 2)シフトが必要な場合 4.マーケティングを 現場で活用するための具体策 1)求められる考え方 2)求められるモノとコト 3)行うべき行動 5.まとめ |
研修情報提供元 :
JMI(株)日本マネジメント協会東部©
株式会社日本マネジメント協会(宮城県仙台市・東京都)|ビジネス研修・セミナー(DiSCディスク、FST、CNOSS)