対象:全階層社員
コミュニケーションは、人間関係を築くために欠かせない要素です。
しかし、コミュニケーションには様々な課題や困難があります。
例えば、自分の意見や感情を相手に伝えることができないと、不満やストレスが溜まってしまいます。
また、相手の意見や感情を受け入れることができないと、対立や摩擦が生じてしまいます。
このような場合、どのようにコミュニケーションを取れば良いのでしょうか?
その答えの一つがアサーションです。
アサーションとは、自分の権利や尊厳を守りながら、相手の権利や尊厳も尊重することを言います。
アサーションは、対人関係力向上のために必要なスキルです。
アサーションを身につけることで、自分の気持ちや考えを適切に表現することができます。
また、相手の気持ちや考えを理解し、共感することができ、さらに、問題解決や協働などの能力も高まります。
目的
❖組織における人間関係やコミュニケーションの重要性の理解
組織は、様々な人が協力して成り立っています。
そのため、人間関係やコミュニケーションは、組織の成果や雰囲気に大きな影響を与えます。
良好な人間関係やコミュニケーションは、信頼や協調、創造性やモチベーションなどを高めます。
逆に、悪化した人間関係やコミュニケーションは、不満やストレス、対立や紛争などを引き起こします。
この研修では、自分が所属する組織における人間関係やコミュニケーションの現状を把握し、改善するために必要な視点や考え方を学びます。
❖コミュニケーションにおける自己表現の特徴や傾向を理解する
コミュニケーションにおいて、自分がどのように相手に伝えるかは非常に重要です。
しかし、自分がどんな自己表現をしているかは意識しづらいものです。
この研修では、自己表現の3つのタイプ(アグレッシブ、ノン・アサーティブ、アサーティブ)を理解し、自分がどんなタイプであるかを診断します。
また、各タイプのメリットとデメリット、影響と対策を学びます。
❖アサーティブなコミュニケーションスキルを習得し対人関係力を高める
アサーティブとは、自分の権利や尊厳を守りながら、相手の権利や尊厳も尊重することです。
アサーティブなコミュニケーションスキルは、対人関係力向上のために必要不可欠です。
この研修では、アサーティブなコミュニケーションスキル(肯定的言葉遣い・Iメッセージ・感情表現・断り方・批判への対処法)を具体的かつ実践的に学びます。
また、ロールプレイングやフィードバックを通してスキルの定着度合いと改善点を確認します。
カリキュラム
9:00~ 12:00 | 1.組織における人間関係と コミュニケーション ~コミュニケーション能力向上の 着眼点 2.アサーションとは 1)アサーション度チェック 2)アサーションの定義と トレーニングの意義 3.自己表現の3つのタイプとは 1)自己表現3タイプ *アグレッシブタイプ *ノン・アサーティブタイプ *アサーティブタイプ 2)自己表現の3つの要素 ~「メラビアンの法則」 |
13:00~ 17:00 | 4.アサーション・トレーニング *自己理解 ~課題の把握 *自己開示訓練 ~自己表現の特徴理解 *共感力を高める *ストレスマネジメント (心を落ち着けて話す) *アサーティブな話し方とは *ロールプレイング *まとめ |
研修情報提供元 :
JMI(株)日本マネジメント協会東部©
株式会社日本マネジメント協会(宮城県仙台市・東京都)|ビジネス研修・セミナー(DiSCディスク、FST、CNOSS) (jmi-e.co.jp)