対象:管理職、監督職、人材育成担当者、プロジェクトリーダー
現代の組織では、リーダーが部下に対して指示や命令をするだけではなく、自ら考えて行動できるように支援することが求められます。
そのためには、コーチングというスキルが必要です。
コーチングとは、相手が自分で気づきや解決策を見つけられるように、効果的な質問や傾聴をすることです。
また、相手の行動特性やパーソナリティも把握して対応することも重要です。
本研修では、コーチングにおける質問の話法スキルや傾聴スキルを習得し、行動特性分析(DiSC®理論)を使って自分や相手の「強み」「弱み」を理解します。
これらのスキルは、部下の成長や満足度を高めるだけでなく、自分自身も含めた組織全体のパフォーマンスを向上させる効果があります。
目的
❖コーチングにおける質問の話法スキルを習得する
コーチングとは、部下に対して、自分で考えて行動できるように支援するプロセスです。
そのためには、相手が自分で気づきや解決策を見つけられるように、効果的な質問をすることが重要です。
本研修では、コーチングにおける質問の種類や目的、ポイントなどを学びます。
また、実際にロールプレイングやケーススタディなどを通して、質問の話法スキルを身につけます。
❖コーチングのための傾聴スキルの向上を図る
コーチングでは、相手が自分で考えて行動できるように支援するだけでなく、相手が抱えている感情や悩みなども理解して共感することが必要です。
そのためには、相手の言葉だけでなく、声色や表情なども含めて注意深く聞くことが重要です。
本研修では、コーチングにおける傾聴とは何か、傾聴するメリットや効果などを学びます。
また、実際にロールプレイングやケーススタディなどを通して、傾聴スキルを向上させます。
❖行動特性分析(DiSC®理論)を使いコーチング実践のための「強み」「弱み」を理解する
コーチングでは、相手が自分で考えて行動できるように支援するだけでなく、相手が持っている行動特性やパーソナリティも把握して対応することが必要です。
そのためには、行動特性分析(DiSC®理論)というツールを使って自分や相手の「強み」「弱み」、「好む環境」「苦手な環境」、「モチベーション源」「ストレッサー源」などを理解することが重要です。
本研修では、DiSC®理論とは何か、DiSC®プロファイルとは何か、そこから読み取れる情報などを学びます。
また、実際にDiSC®プロファイルから自分や相手の行動特性やパーソナリティ、そしてそれらがコーチングの実践に与える影響について考えます。
さらに、ロールプレイングやケーススタディなどを通して、DiSC®理論を使ったコーチングスキルを身につけます。
カリキュラム
9:00~ 12:00 | 1.経営を取り巻く環境変化と対応 1)環境変化への組織と個人の対応 2)「指示待ち」から「自律」へ 2.コーチングを成功に導くためのスキル ~ペーシングと承認 1)コーチングとは 2)ペーシングによる傾聴スキル 3)コーチングにおける承認とは 4)具体的な承認スキル |
13:00~ 17:00 | 3.質問スキル 1)考えさせるための質問話法 2)質問の種類と効果 3)チャンクダウンの使い方 4.コーチ自身の「自己改革」と 部下の「個」への対応 ~DiSC®理論の活用 1)行動特性の自己分析 2)行動特性の特徴解説 3)行動特性別、コーチング実践の 「強み」「弱み」 4)部下の「個」への対応 ~行動特性別の指導と接し方 5)まとめ |
研修情報提供元 :
JMI(株)日本マネジメント協会東部©
株式会社日本マネジメント協会(宮城県仙台市・東京都)|ビジネス研修・セミナー(DiSCディスク、FST、CNOSS) (jmi-e.co.jp)