対象：管理職、監督職、人材育成担当者
あなたは部下やメンバーにどんな指導をしていますか？
あなたは部下やメンバーの能力やモチベーションに合わせてリーダーシップを発揮できていますか？
あなたは自分自身のリーダーシップスタイルを知っていますか？
これらの質問に答えるために必要なリーダーシップスキルを身につける研修があります。
この研修では、ＳＬという理論を使って、部下やメンバーの状況に応じたリーダーシップのあり方を学ぶことができます。
目的
❖リーダーシップの考え方や定義を理解する
リーダーシップとは、周りを巻き込み目標に向かって取り組む能力のことです。
リーダーシップには様々なタイプやモデルがありますが、その中でもＳＬという理論を使って部下やメンバーの状況に応じたリーダーシップスタイルを選択する方法を学びます。
ＳＬとは、部下やメンバーの能力やモチベーションレベル（開発レベル）から判断し、指示型・コーチ型・支援型・委任型（指導行動）から最適なリーダーシップスタイル（適合行動）を選択するものです。
❖日常使用している自分のリーダーシップスタイルを理解する
自分自身のリーダーシップスタイルを把握することで、自分の強みや弱み、改善点や成長点を知ることができます。
また、自分がどんな部下やメンバーに対してどんなリーダーシップスタイルを使っているかも明らかになります。
これにより、自分の指導が部下やメンバーにどんな影響を与えているかも理解できます。
❖部下（メンバー）の状況に応じたリーダーシップのあり方を理解する
部下やメンバーはそれぞれ異なる能力やモチベーションレベル（開発レベル）を持っています。
そのため、一律に同じような指導や育成をすると効果が出ません。
部下やメンバーの状況に応じて最適なリーダーシップスタイルを使うことで、彼らのパフォーマンスや満足度、コミットメント度を高めることができます。
カリキュラム
| 9:00～ 12:00 | １．組織活性化と人材開発 １）ＳＳ＝ＭＳ＋ＣＳ＋ＥＳ ２）組織活性化と人材育成の関係 ３）「個」を活かす人材育成の時代 ２．「状況対応リーダーシップ（ＳＬ）」 の考え方 １）リーダーに求められる資質とは ２）リーダーシップの定義 ３）「指示的行動」と「支援的行動」 ４）4つのリーダーシップスタイルとは ５）ＳＬの求めるリーダー像と リーダーシップスタイル |
| 13:00～ 17:00 | ３．リーダーシップスタイル診断 １）リーダーシップスタイル診断 ２）開発レベルの意味 ３）ケーススタディ ～開発レベルに適応した リーダーシップスタイルの判定 ４．「状況対応リーダーシップ」の応用 ～職場におけるＳＬの活用 １）部下の開発レベルの判定 ２）部下の指導方策の検討 ３）行動特性との組み合わせ ４）総まとめ |
☞ＳＬとは
ＳＬ（Situational Leadership）とは、部下一人ひとりの状況に応じた柔軟なリーダーシップを発揮するための能力開発ツールです。部下の「能力」「意欲」レベルに応じて４つのスタイルを使い分けるものであり、状況対応だけではなく、メンバーへの個別対応ができることで効果的な部下育成を推し進めることが可能になります。
☞４つのリーダーシップと部下への対応
リーダーのとるべき基本行動は「指示的行動」と「支援的行動」の二つ
指示的行動＝指示・命令、監督、統制、チェック etc.
支援的行動＝支援・援助、激励、部下への質問と傾聴 etc.
このバランスによって４つのリーダーシップスタイルに分けられる。
研修情報提供元 ：
JMI(株)日本マネジメント協会東部©
株式会社日本マネジメント協会（宮城県仙台市・東京都）｜ビジネス研修・セミナー（DiSCディスク、FST、CNOSS） (jmi-e.co.jp)
