対象:インストラクター候補者
人材育成は、組織の成長と発展に欠かせない要素です。
しかし、人材育成を行うためには、インストラクターとしてのスキルや知識が必要です。
インストラクターとは、特定の分野で技術を指導する職業のことであり、社内研修の講師を受け持つ役目もインストラクターの一種です。
インストラクターがどのように人材育成に取り組むかによって、指導対象者のモチベーションやパフォーマンスが大きく変わります。
本研修では、以下の3つの目的を達成することを目指します。
目的
❖人材育成の意義とインストラクターに求められる心構えを理解する
人材育成とは、組織のビジョンや目標に沿って、社員の能力やモチベーションを高めることです。
人材育成は、組織の競争力や成長力を向上させるために重要です。
インストラクターは、人材育成の中で重要な役割を担います。
インストラクターには以下のような心構えが求められます。
・受講者のニーズやレベルに応じたカリキュラムや教材を作成するプロフェッショナルであること
・受講者が主体的に学ぶことができるようにサポートするファシリテーターであること
・受講者からフィードバックを受け取り、自己反省や自己改善を行うリーダーラーナーであること
❖研修における事前準備や資料作成の重要性とポイントを理解する
研修における事前準備や資料作成は、研修の質や効果に大きな影響を与えます。
事前準備や資料作成には以下のようなポイントがあります。
*研修計画・設計・準備・実施・評価・改善などの一連のプロセスに関する知識と技術を身につけること
*研修目的・目標・内容・方法・時間配分などを明確化し、受講者へ事前連絡すること
*受講者が興味・関心を持ち、理解しやすく、実践できるような教材(テキスト・ビジュアル等)を作成すること
❖効果的な講義を行うための様々なインストラクションスキルの習得を図る
効果的な講義とは、受講者へ知識やスキルを伝えるだけでなく、学びや成長を促進するものです。
効果的な講義を行うためには以下のようなインストラクションスキルが必要です。
・聞き手(受講者)中心で話すスキル(話し方・声量・表情等)
・聞き手(受講者)から話題や問題を引きだし、意見交換するスキル(質問法・応答法等)
・聞き手(受講者)へ具体的な操作や手順を見せたり説明したりするスキル(デモンストレーション法等)
・聞き手(受講者)の学習成果や行動特性について評価したり助言したりするスキル(フィードバック法等)
カリキュラム
9:00~ 12:00 | 1.人材育成の重要性と インストラクターに求められる マインド 2.インストラクションスキル(講義法) 1)研修準備のポイント 2)レッスンプラン作成のポイント 3)講義のすすめ方のポイント 4)インパクトのある話し方、 質問の仕方 5)研修ツール使用のポイント |
13:00~ 17:00 | 3.インストラクション演習(講義法) ~他の受講者と 講師による観察評価を交えながら 4.今後の対策とアドバイス 1)ビジュアルの効果と重要性 2)差がつくビジュアルのポイント 5.インストラクションスキル ~講義法以外 1)集団討議法 2)ロールプレイング法 他 6.質疑応答、まとめ |
研修情報提供元 :
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